みなさん、こんにちは。
事業部内 紅一点のカワサキです。
今回は ダッシュボードの反射防止のハナシ、その2です。
その1は私たちの製品「無反射植毛布」をダッシュボードに敷いたら
フロントガラスへの映り込みがどれくらい軽減されるか、写真と動画を添えてブログにまとめました。
こちらです↓
今回 その2では
「黒布で反射しない分、熱を吸収して車内温度が通常より上がりそう…」
「黒布表面が相当熱くなるんじゃないか…」という心配事にお応えし
ダッシュボードに敷いた黒布の温度 についてまとめていきます。
社内によるサーモカメラを使用した簡易的検証となりますが、ぜひ参考にしてください。
検証材料は、無反射植毛布・メーカー品・100均フェルト
ダッシュボードの反射対策として100円ショップのフェルトを使用されている方もいるとのことで
今回の検証材料は
・100円ショップの黒色フェルト
・カーパーツ専門店 有名メーカーの市販品
・弊社製品「無反射植毛布」
検証材料の質感、厚み、反射率は以下の通りです。
肉眼で見る 黒さの違い↓
外気温27℃、ダッシュボードに1時間放置してみた
2024年5月17日 埼玉県上尾市 27℃
15:00~16:00 ダッシュボードに1時間放置
サーモカメラで全体を見た感じでは 材料間での大きな温度差はなさそうです。
材料にサーモカメラを近付けて温度をみると
ダッシュボード65.4℃ / 無反射植毛布66.9℃ / メーカー品67.6℃ / フェルト66.7℃
黒布を敷いても異常な熱さにはなりませんでした。
”光を吸収するほど高温になる” ということはなく、今回の材料間では大きな温度差はみられませんでした。
動画はこちらです↓
温度については結果が出せたのですが
「反射率が低い黒布の方がフロントガラスへの映り込みが軽減される」
という見え方の違いについてですが、反射率が低い方がもちろんクリアな視界になります!
肉眼では見え方の違いが分かるのですが、写真に収めることが難しく…。
今後 環境を変えて撮影トライしてみますので、分かりやすい写真が撮れたらこの記事に追加します。
※ダッシュボードへご使用の際は センサー、エアバッグ、吹き出し口などを塞がないようにご注意ください。
※「無反射植毛布」は車の内装材としての認可はございません。防炎素材ではないため、ご使用は自己責任でお願いいたします。
私たちは 身近な反射問題も解決していく 黒色専門組織です
フロントガラスへの映り込み、ヒヤッ!としますよね…
どんな時でも クリアな視界で快適に運転したいものです。
私たちは光学機器業界だけでなく 皆さんの身近な反射問題も解決していく 黒色専門組織です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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~ お知らせ ~
2024年5月10日より、
組織名が「プロダクト事業部」から「暗素研」へと変更いたしました。
これからも 、世界をもっと面黒く、世界に黒に関わる製品とサービスを届けていきますので
引続きよろしくお願いいたします。
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sym (木曜日, 08 8月 2024 13:34)
こんにちは。
ダッシュボードの熱対策を検索していてたどり着きました。
面白い実験ですね。
上に敷いた布やマットの温度より、
その下のダッシュボードが実際に何度になっているのかが大変気になります。
下のブログでは、マット下のダッシュボードは相変わらず熱かったと報告されていて、
気になっています。
閉め切ってエンジンを切った車内は、
すぐに高温になり遮光・遮熱は焼け石に水のように感じます。
実際に困るのは、エンジンがついていてエアコンもついているのに、
ダッシュボードが熱くなってエアコンの効きが悪くなる、という現象なのかなと思います。
https://ameblo.jp/carto-cafeto/entry-12446571672.html