ファインシャットシリーズで最強の黒さ、「ファインシャット極XX (キワミダブルエックス)」新発売

皆様はじめまして。ひたすら黒を研究する会社、光陽オリエントジャパンで開発を担当するソッシーです。ブログを書くのは初めてですが、これからもアップして行きたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
「ファインシャット極XX(キワミダブルエックス)」は、光陽オリエントジャパンの暗素研が開発した、ファインシャットシリーズの中で最も光を吸収するフラッグシップグレードです。 全反射率はわずか0.5%(光吸収率99.5%)。従来の「極」グレード(全反射率0.7%)を上回る、シリーズ史上最高の低反射性能を実現しました。 精密光学機器やLiDARなど、これまで以上に「究極の暗さ」を求める現場のために開発した新グレードです。
この記事でわかること
- ファインシャット極XXの性能(全反射率0.5%)とSP・極との違い
- 驚異的な低反射を実現する表面形状の仕組み
- 想定される用途・製品仕様
- よくある質問(FAQ)
ファインシャットシリーズは、光学機器や精密機械の内部で発生する不要な光の反射(迷光)を抑えるために開発された、発泡ポリウレタン素材の超低反射シートです。 おかげ様で多くのお客様にご好評いただいている一方、「もっと黒いものが欲しい」というご要望を数多くいただいていました。そこで開発したのが、シリーズ最高グレードの「極XX」です。
グレードごとの性能は以下の通りです。用途や求める性能に応じてお選びいただけます。
| グレード | 全反射率 | 光吸収率 | こんな方に最適 |
|---|---|---|---|
| SP | 1.2% | 98.8% | はじめての迷光対策に |
| 極 | 0.7% | 99.3% | 高感度センサーやプロ撮影機材に |
| 極XX(新登場) | 0.5% | 99.5% | 究極の暗闇を求める研究・宇宙関連分野に |
なぜここまで黒いのか?表面形状の秘密
極XXの驚異的な光吸収を実現しているのは、表面の微細な凹凸形状です。
従来の「極」よりもさらに微細で効率的な光吸収形状とすることで、照射された光が溝の奥へどんどん吸い込まれ、外に戻ってこない構造になっています。
この多重反射構造こそが、全反射率0.5%という数値の裏付けです。
想定される用途
植毛タイプの光吸収素材と比べて発塵が少ないため、クリーン度が求められる精密光学機器での迷光対策に適しています。
代表的な用途例は以下の通りです。
- 光学機器の鏡筒内壁
- レーザー加工機の散乱光吸収
- LiDARの内部迷光対策部品
- シートレーザーによる流体計測(PIV)装置の内壁
- 分光放射計測の校正装置
RoHS 2指令、REACH規制にも適合しており、産業用途でも安心してご使用いただけます。
製品仕様
| 全反射率 | 0.5% |
| 総厚 | 0.71mm(参考値) ※両面テープDIC#810TB(厚み0.135mm)含む |
| 標準規格シートサイズ | 136mm×112mm/230mm×190mm/330mm×330mm |
| 裏面両面テープ | DIC#810TB(※テープは変更になる場合がございます) |
ファインシャットシリーズの詳細、および購入方法は、 こちらの製品ページよりご確認下さい。
極XXが、皆様のより快適な光環境の実現にお役に立てることを願っています。
引き続きブログをアップして行きますので是非ご期待下さい!
よくある質問(FAQ)
Q. 極XXはどれくらい黒い(低反射)のですか?
A. 全反射率0.5%、光吸収率99.5%です。従来の「極」(0.7%)よりもさらに低反射で、シリーズ最高グレードとなります。
Q. 「極」との違いは何ですか?
A. 表面の凹凸形状をより微細かつ効率的にすることで、全反射率を0.7%から0.5%まで引き下げています。用途は共通していますが、より厳密な迷光対策が求められる環境に適しています。
Q. サイズは選べますか?
A. 標準規格として136mm×112mm、230mm×190mm、330mm×330mmの3サイズをご用意しています。それ以外の形状が必要な場合は精密オーダーカットサービスをご利用ください。
Q. どのグレードを選べばいいかわかりません。
A. 「黒」の選び方ガイドで、用途別のおすすめグレードを解説しています。
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ファインシャットシリーズ 製品ページ(購入・全グレード仕様はこちら)
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ファインシャットシリーズの詳細・購入は ファインシャットシリーズ製品ページ よりご確認ください。
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