世界一黒い消しゴム決定戦

みなさま、こんにちは。暗素研のサクライです。
世の中には黒い消しゴムが沢山あります。
いろいろな機能のある黒い消しゴムがありますが、黒さの比較をしているデータはありませんでした。
もちろんです。消しゴムで黒さは追加の機能で、メインの機能は字がよく消せるかというところですものね。
しかし、黒に特化した弊社としては、黒さの順番が気になる!ということで、分光光度計V-780を使用して吸収率を測定、世界一黒い消しゴム決定戦を開催しました!
それでは早速、選手入場から行っていきます!
【世界一黒い消しゴム決定戦 選手入場】
実況:
「皆様、長らくお待たせいたしました!
黒さとは何か! 暗黒とは何か!
反射率0.1%を争う、漆黒の闘技場(アリーナ)へようこそ!
今、世界中から集められた『最も光を拒絶する者たち』が、このゲートをくぐろうとしています!
黒鉛を消すために生まれた彼らが、今、己の存在そのものを黒に染め上げ、ここに集結した!
さあ、可視光線など彼らの前では無力だ! 選手入場!!」
エントリーNo.1 【無印良品 プラスチックけしごむ 黒】
「ブランドなど不要! 名前など飾り!ただひたすらに『生活』に溶け込む黒き影!
そのシンプルさは、光さえも反射する隙を与えないのか!?
無駄を極限まで削ぎ落としたミニマリズムの極致!
無印良品、『プラスチックけしごむ』だァァ!!!」
エントリーNo.2 【PLUS AIR-IN】
「消し心地に重力はいらない!!
多孔質セラミックスパウダーが、光子(フォトン)すらも空隙へ吸い込むか!
軽い! あまりにも軽い!しかしその黒さはヘヴィ級だ!
ロングセラーの空気が、今、暗黒の嵐を巻き起こす!
PLUS、『AIR-IN(エアイン)』入場!!」
エントリーNo.3 【Tombow MONO dust CATCH】
「逃がさない、絶対に逃がさない!
消しクズも、ホコリも、そして微かな光さえも!
タックポリマー配合の粘着力が、全てを絡め取る!
これはもはや消しゴムではない、机上のブラックホールだ!
吸着の鬼!
Tombow、『MONO dust CATCH(ダストキャッチ)』だッッ!!」
エントリーNo.4 【Tombow MONO】
「説明不要!!
日本の、いや世界の『消す』を背負って半世紀!
青白黒のトリコロール? いや、今日の彼は一味違う!
スリーブの黒さだけではない、中身まで完全に染まりきった帝王!
王者の威厳が、光を平伏させる!
Tombow、『MONO(ブラック)』のお出ましだァァッ!!」
エントリーNo.5 【KOKUYO RESARE PREMIUM TYPE】
「消しゴムにも階級(クラス)があることを教えてやる!
プレミアムなのは名前だけではない!
特殊発泡体が魅せる、高レベルの消字性能と、気品あふれる漆黒のボディ!
エリート街道を突き進む黒き貴公子!
KOKUYO、『RESARE(リサーレ) PREMIUM TYPE』!!」
エントリーNo.6 【サクラクレパス Arch】
「折れるか! いや折れない!
劇画のような肉体改造! フォーム生地とアーチスリーブの完璧な防御!
その強靭な肉体(ボディ)は、光の侵入すらも弾き返す鉄壁の要塞となるのか!
進化し続ける黒きアーチ!
サクラクレパス、『Arch(アーチ)』入場!!」
エントリーNo.7 【ぺんてる Ain(軽く消せるタイプ)】
「『軽さ』とは『薄さ』ではない、研ぎ澄まされた『速さ』だ!
漆黒のボディが、残像(アフターイメージ)のように紙の上を駆け抜ける!
その黒き疾風(かぜ)は、摩擦も、そして光さえも置き去りにするのかッッ!
黒きスピードスター!
ぺんてる、『Ain(アイン)』だァァ!!!」
エントリーNo.8 【SEED Radar Black】
「あの『青いケース』を知らない日本人はいない!
修正具のパイオニアが、ついにその正体を現した!
マイルドな消し味はそのままに、輝く青空を捨て、深淵なる闇を纏(まと)って降臨!
汚れが目立たない? 否(いな)ッ!
黒鉛(カオス)を闇に葬り、証拠さえも残さない完全なる仕事人(プロフェッショナル)!
関西(大阪)が生んだ、黒い衝撃!
SEED、『Radar(レーダー) Black』だァァッ!!」
エントリーNo.9 【STAEDTLER PVCフリーホルダー 黒】
「この大会、日本勢だけで終わらせはしない!
文具大国ドイツからの刺客(アサシン)!
環境への配慮(PVCフリー)と、精密なホルダー機構を携えた黒い巨塔!
ゲルマン魂が、日本の暗黒街を制圧に来た!
STAEDTLER、『PVCフリーホルダー』ッッッ!!」
実況:
「以上、9名の漆黒の戦士たちが出揃いました!
測定器(センサー)が彼らに触れた瞬間、光をどこまで吸収するのか!?
反射率か、吸収率か!
世界一黒い消しゴム決定戦、開戦ですッッ!!」
【世界一黒い消しゴム決定戦 決着】
実況:
「今!!
審判(レフェリー)である、日本分光製・紫外可視近赤外分光光度計『V-780』より、最終審判(ジャッジ)が下されましたァァ!!
人間の目では捉えきれない、光と闇の僅かな攻防!
可視光領域(400-700nm)における平均吸収率……その頂点に立ったのは誰だッッ!?
まずは第3位!!
海を渡ってきた黒船が、日本の文具界に爪痕を残したァッ!
エントリーNo.9【STAEDTLER PVCフリーホルダー】!!
平均吸収率、驚異の95.7%台!
ゲルマンの科学力は伊達じゃない! 唯一の海外勢として、見事に表彰台(ベスト3)を死守しました!」
実況:
「そして……運命の第2位!!
惜しい! あまりにも惜しいッッ!!
エントリーNo.7【ぺんてる Ain(軽く消せるタイプ)】!!
その差、なんと0.05%ッッ!!!
肉眼では判別不能! 完全に互角!
しかし、V-780の冷徹な眼(センサー)は見逃さなかった!
400nm付近……そう、わずかな『青』の反射!
スピードスター・Ain、その神速の動きの中に、一瞬の隙(青い光)が生まれてしまったかァァァ!!」
実況:
「さあ、この漆黒のトーナメントを制し、最強の称号を手に入れたのはこいつだァァッ!!
優勝、エントリーNo.2!!
【PLUS AIR-IN(エアイン)】だァァァッッ!!!!
叩き出した数値は95.97%ッッ!!
限りなく96%に迫る、圧倒的『黒』!!
多孔質セラミックスパウダーの『穴(エア)』は、空気だけじゃない、光さえも捕獲(キャッチ)してしまうのか!?
名だたる黒消しゴムたちをねじ伏せ、堂々の完勝!
今ここに決定しました!
消しゴム界、最強の『黒』……
その名は、PLUS AIR-IN(エアイン)ッッ!!!!」
解説:
「いやー、すごい試合でしたね。Ainも肉眼では区別がつかないレベルでしたが、最後はAir-Inの多孔質な質感が、光の乱反射を極限まで抑え込んだ……そんな印象ですね」
実況:
「科学(データ)が証明した最強の黒!
光陽オリエントジャパン、暗素研がお送りした『世界一黒い消しゴム決定戦』、これにて閉幕ですッッ!!」
おまけ
最後に、今回の黒い消しゴムたちを、そっと弊社の世界一黒い布「太黒門」の上にのせてみましょう。そっとね。
というわけで、最大トーナメント風世界一黒い消しゴム決定戦でした。
それでは今回はこの辺で。 暗素研のサクライでした。

