①【性能】
可視光全域で反射率1%未満。
光を吸い込む「真・黒色無双」の科学
グラフが証明する圧倒的な吸光性能。黒マットアルマイト処理(オレンジ線)や黒色無双IR(赤線)と比べて、「真・黒色無双」はエアブラシ塗装(青線)で、可視光全域で反射率1%以下という極めてフラットな特性を維持しています。筆塗り(青点線)でも1.5%以下です。
※反射率・吸収率は、外部試験機関で測定した全反射率(全半球反射率)の代表値です。積分球付き分光光度計(SolidSpec-3700DUV)・入射角8°・JIS Z 8722準拠。吸収率は100%から全反射率を差し引いた値です。
反射率は外部試験機関で測定した全半球反射率(入射角8°・JIS Z 8722準拠)の代表値であり、保証値ではありません。250~2500nmを5nm刻みで測定した実測データのうち、250~750nmを5nm間隔で描画しています。
どのような環境下でも色被りしない、「真のニュートラル」な黒。
波長による反射率の変動がない特性が、被写体の色彩をありのままに再現します。
光源に左右されず対象の存在感を高めるこの圧倒的な性能差が、あなたの作品のクオリティを次元の違う領域へと引き上げます。
②【質感】
光を閉じ込める、美しい超マットな塗膜
真・黒色無双の黒さの秘密は、塗膜の表面に形成される微細な凹凸構造にあります。この構造が内部で光を何度も乱反射させ、外に逃しません。
その結果、一般的な塗料では表現不可能な、光沢感が全くない「超マット」な質感が生まれます。この吸い込まれるような黒が、被写体の存在感を極限まで際立たせます。
③【表現力】
模型を、異次元の存在に変える
真・黒色無双は、エアブラシだけでなく筆塗りでも滑らかな塗膜を形成可能。その圧倒的な黒は、プラスチックの質感を完全に消し去り、まるでCGや影そのものであるかのような、非現実的な存在感を与えます。
あなたのコレクションが、ただの「モノ」から、見る者の想像力を掻き立てる「アート作品」へと生まれ変わります。

![]() 日常に現れた、異次元の入り口 |
![]() 立体を平面に変える黒 |
![]() 光を喰らい、異形を消す。暗黒スニーカー |
![]() 身近なものも、異次元の黒に |
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| 製品名 | 真・黒色無双 (しんこくしょくむそう) |
|---|---|
| 英語名 | MUSOU BLACK |
| 品名 | 合成樹脂塗料 |
| 成分 | 合成樹脂(アクリル)、顔料、防カビ剤、水 |
| 用途 | プラモデル、各種模型、工作など ※非吸水性の素材には、下地処理やプライマーが必要な場合があります。 |
| 内容量 | 100mL / 1L / 15L |
| 希釈方法 |
弊社推奨のエアブラシのドライ塗装は、通常より濃いめの粘度で、粒状のミストを吹き重ねていく塗装方法となります。粘度が高すぎて塗装に支障がある場合は、水で希釈を行い、支障がない程度に濃い粘度になるよう調整下さい。 |
技術データ(代表値)
| 項目 | 筆塗り | エアブラシ | |
|---|---|---|---|
| 全反射率(%) | 550nm | 1.0 | 0.6 |
| 950nm | 3.5 | 2.0 | |
| 1500nm | 18.1 | 10.7 | |
| 光吸収率(可視光域) | 99.0% | 99.4% | |
| 光沢度(%)JIS Z 8741 準拠 | 20° | 0.00 | 0.03 |
| 60° | 0.17 | 0.03 | |
| 85° | 3.3 | 0.10 | |
| 表面抵抗率 | 絶縁 | — | |
| 密度 | 1.1 g/cm³(塗料状態) | 1.1 g/cm³(塗料状態) | |
| 耐接触性 | × | × | |
| 耐水性 | × | × | |
| 発塵少なさ | × | × | |
※筆塗り・エアブラシは同じ条件で測定した別々の塗膜の値です。カタログ・テクニカルデータシートの代表値(光吸収率99.4%)はエアブラシ塗装の値です。
※代表値であり、保証値ではありません。全反射率は外部試験機関で測定した全半球反射率(入射角8°・JIS Z 8722準拠)。評価:〇=適する △=条件により注意 ×=適さない。詳しくはテクニカルデータシート(カートボタンの下からダウンロード)をご覧ください。
ご使用前にお読みください
- 塗膜はとても繊細です。手で触れない場所にお使いください。
- 耐水性はありません。水や湿気のかかる場所には向きません。
- 塗装時はマスク・手袋・保護メガネを着け、SDS(カートボタンの下からダウンロード)をご確認ください。
- 近赤外では反射率が上がります(950nmで2.0%、1500nmで10.7%。エアブラシ塗装)。
この製品の耐熱温度はどのくらいですか?
この製品の耐熱温度は80℃までです。80℃を超えると変色する場合がありますので、保管場所や使用環境にご注意ください。
市販のつや消し塗料との一番の違いは何ですか?
一般的なつや消し塗料は、光を乱反射させることで「つや消し」効果を出していますが、真・黒色無双は塗膜の表面に形成される微細な凹凸構造で光を内部に閉じ込めることで、圧倒的な光吸収率を実現しています。このため、市販のつや消し塗料では表現不可能な「真の黒」を生み出すことができます。
塗装方法について教えてください。
エアブラシでの塗装を推奨しております。希釈の必要はなく、そのまま使用できます。筆塗りの場合は、筆跡が残る場合がありますので、何度か重ね塗りすることで目立たなくなります。
筆塗りとエアブラシで、仕上がりは違いますか?
はい、違います。浅い角度(85°)から見たときの光沢度は、筆塗りが3.3、エアブラシが0.10です(JIS Z 8741)。20°・60°ではどちらも0.00〜0.17で、ぎらつきはほとんどありません。550nmの反射率は筆塗り1.0%、エアブラシ0.6%です。いちばん深い黒に仕上げたい場合は、エアブラシをおすすめします。
どんな素材にも塗れますか?
プラモデルのプラスチックなど、多くの素材によく密着します。ガラスや金属のように水を吸わない素材は、先に下地処理をするか、プライマーを塗ってからお使いください。
耐水性はありますか?
ありません。乾いたあとの塗膜にも耐水性はないため、水に濡れる場所や湿気の多い場所では使わないでください。
乾いたあと、表面に触っても大丈夫ですか?
おすすめしません。塗膜はとても繊細で、軽く触れただけでも粉が出たり、光を閉じ込める表面の構造が崩れたりします。手で触れない場所にお使いください。
塗装するときに気をつけることはありますか?
マスク・手袋・保護メガネを着け、できるだけ肌に付かないようにしてください。取り扱いの詳細は、SDS(安全データシート。カートボタンの下からダウンロードできます)をご覧ください。
赤外線センサーやLiDARの用途に使えますか?
あまり向いていません。可視光では反射率1%前後ですが、近赤外では950nmで2.0%、1500nmで10.7%(エアブラシ塗装)まで上がります。近赤外まで反射を抑えたい場合は、ファインシャットシリーズや近赤外吸収植毛布 IR1500をおすすめします。
車に塗ることはできますか?
普段乗る車への塗装はおすすめしません。塗膜に耐水性がなく、触れると傷みやすいため、屋外で使う車ではほこりや水滴の跡で黒さが損なわれていきます。このページでご紹介しているポルシェ911は、撮影・展示のための施工です。
どの容量を選べばいいですか?
100mLは、小さな模型1体や試し塗りに向いています。筆で1回塗る場合、約0.9㎡に塗れます。1Lは、大きめの模型や複数の作品に。15Lは、業務用や広い面積の塗装向けです。
記載されている反射率・吸収率は保証値ですか?
記載の数値は外部試験機関での測定による代表値であり、すべてのロットで保証される値ではありません。植毛品や塗料は製造上のばらつきが避けられず、測定条件(波長・入射角・測定器)によっても値は変わります。受入検査の判定基準としてお使いになる場合は、条件を取り決めさせていただきますので、事前にご相談ください。
「真・黒色無双」にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
技術的なご質問から、最適な塗装方法のご相談まで、専門スタッフが丁寧に対応いたします。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。




