包丁・刃物の撮り方|黒背景で金属の輝きを引き出すコツ

みなさまこんにちは。暗素研の小笠原です。
包丁や刃物、カトラリーなどの金属製品を、高級感のある写真に撮りたい。そんなときに効くのが、本当に黒い背景です。この記事では、包丁を白い背景と黒い布2種類で撮り比べ、金属を撮るときのコツをご紹介します。
この記事のまとめ
・金属は周りのものを映し込むので、背景だけでなく周りも黒くすると、刃の輝きと輪郭がくっきり出ます
・背景には、可視光の反射率約0.1%の「太黒門」がおすすめ。手ごろな「無反射植毛布NF」でも、明るさを調整すれば十分きれいに撮れます
・どちらの布も、撮影ボックスや撮影台に合わせたサイズにカットできます
白い背景と黒い背景で撮り比べ
キッチンから借りてきた、どこにでもある包丁です。撮影はカメラ素人の筆者がスマホで行っています。
太黒門の上で撮ると、写真全体が引き締まり、刃の金属部分がきれいに見えて高級感が出ます。背景が何も無いかのような黒なので、余計な情報も入りません。
金属・刃物をきれいに撮るコツ
- 周りも黒で囲む金属の表面は鏡のように周りを映します。背景の布だけでなく、横や上にも黒い布や板を立てると、刃に余計なものが映り込みません。
- 光は大きく、斜めから小さな照明を正面から当てると、白い点が強く光ってしまいます。窓の光や、大きめの照明を斜めから当てると、刃に沿ったきれいな光の筋が入ります。
- 露出(明るさ)を下げる黒い背景だと、スマホは全体を明るくしようとします。刃をタップして明るさを少し下げると、黒が締まり、金属の質感が出ます。
カトラリーも黒背景で
包丁のように表面が反射するものだけでなく、カトラリーなどの銀色の金属製品も、黒い背景と相性がよいです。
太黒門と無反射植毛布NFの違い
背景に使える黒い布には、太黒門より手ごろな「無反射植毛布NF」もあります。写真で見ると、印象はあまり変わりません。2つの黒さを並べて比べてみました。
| 太黒門 | 無反射植毛布NF | |
|---|---|---|
| 可視光の反射率(550nm) | 約0.1% | 約0.3% |
| 向いている人 | 明るさの調整が苦手、とにかく黒くしたい | カメラで明るさを調整できる、手ごろな価格で始めたい |
カメラで明るさを調整できるなら無反射植毛布NFでも十分です。調整が苦手なら、太黒門を使うほうが確実です。
黒背景が合う金属製品
- アクセサリー、指輪
- 刀、日本刀
- 彫金や鍛金などの金工作品
- ゴルフクラブ
- シルバー色のフライパンや鍋
背景用のカットにも対応
太黒門と無反射植毛布NFは、A4サイズやm単位の切り売りのほか、ご指定のサイズへのカットもできます。市販の撮影ボックスの背景紙のサイズに合わせた加工も行っています(市販の撮影ボックスに合わせた黒背景)。サイズを書いて、お問い合わせフォームからご相談ください。
撮影に使った黒い布
撮影に使う黒い素材の選び方は、撮影用の黒色素材のページにまとめています。



