ブラックライト(UVライト)撮影の黒背景|蛍光鉱物がきれいに撮れる、紫外線を反射しない布

みなさん、こんにちは。事業部内 紅一点のカワサキです。
蛍光鉱物などをブラックライト(UVライト)で撮るとき、「黒い背景までライトに照らされて浮いてしまう」と困ったことはありませんか。この記事では、ブラックライト撮影で背景が浮く理由と、紫外線もほとんど反射しない黒い布「太黒門」で撮った写真をご紹介します。
この記事のまとめ
・黒い布や紙でも、紫外線を反射したり、素材によっては青白く光ったりして、ブラックライト撮影では背景が浮くことがあります
・太黒門は、紫外線の反射率も約0.14%(ブラックライトの波長365nm)と低く、UVライトを当てても背景が黒いまま。光る被写体だけが浮かびます
・撮るときは「部屋を暗く」「ライトは斜めから」「露出を下げる」がコツです
ブラックライト撮影で黒背景が浮く理由
ブラックライト(UVライト)は、主に目に見えない紫外線を出すライトです。蛍光鉱物などは、この紫外線を受けて光ります。
ところが、ふつうの黒い布や紙は、紫外線をある程度反射します。さらに素材によっては、紫外線で青白く光る成分を含むこともあります。そうすると、背景がぼんやり明るく写り、光る被写体とのメリハリがなくなります。
ブラックライト撮影の背景には、目に見える光(可視光)だけでなく、紫外線も反射しない黒が必要です。
太黒門は紫外線もほとんど反射しない
太黒門の反射率を、紫外線から可視光まで外部試験機関で測りました。
| 波長 | 太黒門の反射率 |
|---|---|
| 250nm(紫外線) | 約0.15% |
| 365nm(ブラックライトの波長) | 約0.14% |
| 550nm(目に見える緑の光) | 約0.10% |
紫外線から可視光まで、反射率はずっと0.2%以下です。下のグラフでは、ほかの黒い素材とも比べられます。
反射率は外部試験機関で測定した全半球反射率(入射角8°)の代表値であり、保証値ではありません。250~2500nmを5nm刻みで測定した実測データのうち、250~750nmを5nm間隔で描画しています。
※2026-10-04 に、紫外線の反射率の記載を測定データ(2022-10 測定)の値に合わせて直しました(旧:250nm で0.2%)。
ブラックライトを当てて撮ってみた
社内にUVライトで光るものが無かったので、身近なものを調べたところ、パインアメが光るらしい…!との情報。原料の紅花黄(紅花から取る黄色い天然の色素)が光るそうです。
UVライトを当てても背景は黒いままで、光るパインアメだけが浮かび上がりました。写真は iPhone 13 で撮っています。撮影の様子は動画でもご覧いただけます。
ブラックライト撮影のコツ
- 部屋をできるだけ暗くする部屋の照明や窓の光が入ると、蛍光の色が薄く写ります。照明を消し、カーテンを閉めて撮りましょう。
- ライトは斜めから当てる真正面から当てるより、斜め上から当てたほうが、被写体の形や質感が出ます。
- 露出(明るさ)を下げるスマホは暗い場面を明るくしようとして、背景まで持ち上げてしまいます。画面をタップして明るさを少し下げると、光る部分の色がきれいに出ます。
- ライトを直接見ないUVライトの光を直接目に入れないようにしましょう。
撮影に使った黒い布
撮影に使う黒い素材の選び方は、撮影用の黒色素材のページにまとめています。
紫外線から近赤外線まで吸収する布が必要な場合は、近赤外吸収植毛布 IR1500 もあります。用途に合う黒い素材が分からないときは、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
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パインアメってこんなにきれいに光るんですね…♡ 知りませんでした。私たちの Instagram にもぜひ遊びに来てください。最後までお読みいただきありがとうございました。



