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宝石・鉱物の撮り方|スマホでもきれいに撮れる黒背景のコツ

みなさん、こんにちは。事業部内 紅一点のカワサキです。

宝石や鉱物、アクセサリーを撮るとき、「背景が気になって、石の色や輝きがうまく写らない」と感じたことはありませんか。この記事では、スマホでも宝石・鉱物をきれいに撮るための黒背景の選び方と撮り方のコツを、アメジストを撮った写真で紹介します。

この記事のまとめ

・宝石・鉱物の写真は、背景が本当に黒いと石の色と輪郭が際立ちます。撮影ボックス付属の黒背景は、写すとグレーに見えることがあります

・スマホで撮るコツは「背景を広く黒にする」「光は横か斜め上から」「露出(明るさ)を少し下げる」の3つ

・背景には、可視光の反射率が約0.1%の黒い布「太黒門」がおすすめ。特別な照明が無くても、室内灯だけで撮れます

宝石・鉱物の写真は背景の黒さで決まる

撮影ボックス付属の黒背景(左)と太黒門(右)の比較。付属の背景はグレーに見える
左:撮影ボックスに付属していた黒背景/右:太黒門

左の黒背景(もはやグレー)は、撮影ボックスを買ったときに付いていたものです。「黒」と言っても、写真にするとこんなに違います。背景がグレーに浮くと、石の輪郭がぼやけ、色も沈んで見えます。

太黒門は、特殊な黒色染料で染めたレーヨンの長いパイル(毛)をまっすぐ並べた布です。入った光がパイルの間で反射をくり返しながら弱まるため、可視光の反射率は約0.1%(波長550nm)しかありません。

カメラの露出を変えて撮っても黒いままの太黒門
露出を明るくしても、太黒門は黒いまま

※「太黒門は真・黒色無双(塗料)で作った布ですか?」というご質問をよくいただきますが、塗料とは別の素材で作った布です。

スマホで宝石・鉱物をきれいに撮るコツ

  1. 背景は広く、写るところ全部を黒に石の後ろだけでなく、下に敷く面も黒い布で覆います。画面の中に黒以外のものが入らないようにすると、石が浮いて見えます。
  2. 光は横か斜め上から真正面から光を当てると、石の表面がテカって色が飛びます。部屋の照明や窓の光が、石の横か斜め上から当たる位置で撮りましょう。カット面のきらめきが出やすくなります。
  3. 露出(明るさ)を少し下げるスマホは画面全体を明るくしようとするので、黒い背景だと石が白っぽく写りがちです。画面の石をタップして、明るさのスライダーを少し下げると、石の色が濃く出ます。
  4. 近づきすぎない寄りすぎるとピントが合いにくくなります。少し離れて撮り、ズームやトリミングで大きくすると、くっきり写ります。

アメジストを撮ってみた

暗素研チームのサクライさんにお借りしたアメジストを、太黒門の上で撮りました。アメジストは2月の誕生石です。

撮影に使ったアメジストの原石
撮影したアメジスト
太黒門を背景にスマホで撮ったアメジスト。紫色が際立ち、宇宙に浮かんでいるように見える
太黒門の上でスマホで撮影

撮影スキルの無い私が、スマホで、特別な照明も使わず室内灯だけで撮りました。背景が真っ黒なので、アメジストの紫色が際立ち、まるで宇宙に浮かんでいるような写真になりました。

宝石・鉱物以外にも

同じ撮り方で、アクセサリー、ジュエリー、天然石、ミニチュアやフィギュアも、世界観を強調した写真にできます。紫外線で光る蛍光鉱物を撮る場合は、ブラックライトでも反射しない背景が必要です(下の関連記事をご覧ください)。

撮影に使った黒い布

特級暗黒布 太黒門

特級暗黒布 太黒門

可視光の反射率約0.1%(550nm)。宝石・鉱物の背景に。A4サイズから買えます。

製品ページを見る
無反射植毛布NF

無反射植毛布NF

可視光の反射率約0.3%(550nm)。太黒門より手ごろな価格の黒い布です。

製品ページを見る

撮影に使う黒い素材の選び方は、撮影用の黒色素材のページにまとめています。

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太黒門で撮った写真を、Instagram や X でシェアしていただけるとうれしいです。投稿の際はハッシュタグ #太黒門 をつけてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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