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遺物撮影で"光る定規"問題を解決した無反射定規|大学教員に聞く

撮影:笹田朋孝

■ 暗素研ユーザー訪問記 CASE 005
「愛媛大学 笹田朋孝様」 
遺物撮影の"光る定規"問題、たどり着いた解決策

暗素研の「黒」は、どんな現場で活躍しているのか。
実際にご使用いただいているユーザーを訪問・取材し、その声をお届けします。

こんにちは。暗素研の小笠原です。

💡 このブログについて
写真に大きさの基準となる定規(スケール)を写し込むことは、考古学の遺物撮影だけでなく、証拠品の記録、博物館の研究資料の作成、鑑定・査定用の物撮りなど、さまざまな場面で行われています。ただし、強い照明やフラッシュを使う撮影では、定規の表面が光を反射し、白く飛んでしまったり、数字が読み取れなくなったりすることがあります。今回は、この「定規が光ってしまう」という課題に、暗素研の製品を活用いただいたお話です。

■ 今回お話を伺った方「愛媛大学 笹田朋孝様」

愛媛大学 笹田朋孝様が、整理作業の中で遺物撮影用の機材をセッティングしている様子

撮影:三宅俊彦

笹田朋孝様は、愛媛大学法文学部で考古学を専門に研究されています。
出土した土器・石器・金属器などの遺物を記録するため、日頃から発掘現場や研究室で撮影を行っておられます。

■ 強い光で撮影すると、定規が光ってしまう

遺物撮影では、資料の形状や表面の状態を明瞭に記録するため、照明を当てて撮影します。
その際、照明の角度や強さによってはスケールが反射することがあります。

ここで問題になっていたのが、大きさの基準として写し込む定規(スケール)でした。一般的な定規は表面に光沢があるため、強い光を当てると反射して白く光ってしまい、肝心の数値が読み取りにくくなってしまうことがあったそうです。

「強い光を当てて撮影する際に、スケール( 定規 )が光るのが気になっていました。」

画像の説明 強い光を当てると、通常の定規は反射で目盛りや数字が読みにくくなってしまう

そこで導入いただいたのが、暗素研の「無反射定規」です。反射を抑えた黒い定規で、光を当てても表面が光りにくいのが特徴です。


撮影台の上に、無反射定規と小さな金属製の遺物が並べられ、カメラで撮影されている様子

モンゴル国アウラガ遺跡での発掘調査中、遺物撮影の準備をしている様子。
撮影:笹田朋孝

「今回、この定規を購入して、撮影したところ、光ることなく使用できて良かったです。」

実際に使ってみて満足いただけたようで、知人の考古学者の方にもご紹介いただいたとのことです。
研究者同士のネットワークの中で、実際に使う人から使う人へと伝わっていくのは、私たちにとって何より嬉しいことです。

■ 現場でのちょっとした気づき

実際に使う中で、こんな気づきもいただきました。

「数字が『白マルに黒で数字』となっていると思います。これだと、ちょっと主張が強くなってしまいまして、主たる写真対象が負けてしまうことがあります。数字のポイントを下げて、マルを無しにして、『黒地に白数字』でも良いのではないかと思います。」

撮影の主役はあくまで遺物そのものであり、定規はその大きさを示す脇役であるべき——という、日常的に使う方だからこその視点に、私たちも学ばせていただきました。

■ 考古学だけでなく、「サイズを記録したい」撮影全般に

画像の説明 真上から、明るい照明をつけても目盛りや数字が白飛びせずに読みやすい


今回は考古学の遺物撮影という事例でしたが、「フラッシュや強い照明を使う撮影で、大きさの基準を写し込みたい」というニーズは、他にも多くの場面で共通しています。

  • 物撮り・商品撮影で、サイズ感が伝わる資料を作りたい方
  • 博物館・資料館などで、収蔵品の記録用写真を撮影される方
  • 鑑定・査定・保険調査などで、証拠品や対象物の記録を残したい方
  • 研究・実験記録として、対象物の寸法を写真に残したい方

定規やスケールが光って数字が読めなくなる、という悩みをお持ちの方は、一度お試しいただく価値があると思います。


■ まとめ

笹田様、貴重なご使用感とご意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。今後の発掘調査・ご研究の記録撮影にも、引き続きお役立ていただければ幸いです。

(取材協力:愛媛大学法文学部 笹田朋孝様)


■ よくある質問(FAQ)

Q. 撮影時に定規が光ってしまうのはなぜですか?

A. 一般的な定規は表面に光沢があるため、強い照明やフラッシュを当てると光を反射し、白飛びして数字が読み取りにくくなることがあります。

Q. 無反射定規は、考古学の遺物撮影以外にも使えますか?

A. はい。物撮り・商品撮影、博物館の収蔵品記録、鑑定・査定用の撮影など、大きさの基準を写真に写し込みたい場面全般でご利用いただけます。

Q. 目盛りの数字の見た目をカスタマイズできますか?

A. 現行の定番仕様(白丸に黒文字)以外を通常商品として展開することは難しいですが、ご要望内容によっては個別対応できる場合があります。お気軽にご相談ください。


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